駒澤大学

コマザ・話ールド

学部・学科の学びにまつわるコラムを紹介します。身近な疑問を分かりやすく解説!各学問への好奇心が高まります!

経営学部

赤色の価格をみるとお得感が増す?
経営学部

赤色で強調された割引価格は、黒色の場合と比べて顧客のお得感を高める場合があります。これは赤色価格効果と呼ばれています。
例えば、バーゲンセールの値札といえば、赤色が用いられる傾向にありますが、これは赤色価格効果を狙ったものと考えられます。バーゲンセールといえば、両手にたくさんの買い物袋を持った女性客を思い浮かべるかもしれませんが、これは女性客が赤色価格効果によってお得感を感じた結果なのでしょうか。答えは少し違います。
数年前に欧米の研究者が、価格を赤色にしてお得感を感じる(赤色価格効果がある)のは男性だけであって、女性ではないことを明らかにしました。つまり、小売店舗は女性客にお得感を感じてもらうためにわざわざ価格を赤色にしてきたのですが、それはほとんど女性には効果のないことだったということです。また別の見方をすれば、男性目線の販売方法が長きに渡って採用され続けてきた可能性が高いともいえるでしょう。しかし、「このやり方で今までうまくいったじゃないか」という意見もあるでしょうし、「この欧米の研究が日本人にも当てはまるのか」といった疑問は尽きることはありません。謎は深まるばかりです。
経営学部では、赤色価格効果のような最先端の興味深い知識を学んだり、研究して確かめたり、時には新しい知識を創造することもあります。このような知識や学術的常識が、世間一般の常識となるまでには時間がかかりますが、確実に将来の常識となるのです。高校生の皆さん、経営学部で将来の常識を先取りしてみませんか。

リーダーシップってなんですか?
経営学部

基本的な物ごとの定義というのは、意外に難しくて、「リーダーシップってなんですか?」とか「組織の定義は?」と問われると、言葉を選ぶことになります。辞書に書いてあるから、こうでしょ、と言わないのが大学というところです。
さて、「リーダーシップってなんですか?」という問いに、人びとが持つイメージからアプローチしてみることにしましょう。リーダーのイメージを絵に描いてもらって分析する研究がイギリスで行われています。私もやってみましたが、欧米や中東の多くの学生はリーダーだけを描くのにくらべて、日本人の多くの学生は、リーダーとフォロワーを一緒に描く傾向があります。つまり、私たちの文化圏では、リーダーシップをフォロワーとの間に成り立つ関係としてとらえる傾向がありそうです。
組織や文化、時代や世代を超えて優れたリーダーシップをとるためには、自分のやり方にこだわる前に、そこで自分に何が期待されているかを観察することが必要です。
ちなみに、リーダーと言えば、右のイラストのように男性の絵を描く人がほとんどです。このイメージが女性のリーダーの選任や昇進を妨げている、という話もあるんですよ。

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