駒澤大学

コマザ・話ールド

学部・学科の学びにまつわるコラムを紹介します。身近な疑問を分かりやすく解説!各学問への好奇心が高まります!

仏教学部

妖怪を退治したお坊さんがいたって本当ですか?
仏教学部

はい。その通りです。
すぐれた法力によって妖怪を退治した仏僧の物語は数多くあります。その中でも特に有名なのは、かなづちのことを「ゲンノウ」と呼ぶことでも知られる源翁心昭(げんのうしんしょう)です。那須(なす)の広野には、あらゆる生き物をも殺してしまう殺生石(せっしょうせき)という石があり、人々を苦しめていました。この殺生石を曹洞宗の高僧である源翁禅師が砕き、民衆を救ったという伝説があります。また江戸時代の怪談・奇談には、死者を地獄へ連れて行こうとする火車(かしゃ)という妖怪を、禅僧がその法力によって退治した逸話(いつわ)が数多くあります。
妖怪だけでなく、「神」との交流もありました。小田原の最乗寺を開いた了庵慧明(りょうあんえみょう)禅師は「大山明王」という山の神に導かれて寺院建立の場を決めたそうです。一方、鶴岡の善宝寺を開いた太年浄椿(たいねんじょうちん)禅師は龍神に戒を授けることで伽藍の守護神としたといいます。
妖怪たちが跋扈(ばっこ)し、神々との交流に彩られた仏僧たちの世界、あなたも見てみたいと思いませんか?

仏教を学ぶことにどんな意義があるのでしょうか?
仏教学部

この問いにはいろんな答えがあり得ると思います。
鎌倉時代の道元禅師(1200~1253)は、その主著『正法眼蔵』のなかで、「自分が何者か知りたいと思うのは、生きとし生けるものがみな抱く思いであるけれども、本当の自分を知ったのはブッダだけだ」、「仏道を学ぶとは自己を学ぶことだ」という主旨のことを述べています。仏教を学ぶことは、ブッダをはじめ過去の高僧たちの言葉を通して、自分とは何者か、自分はいかに生きるべきかという、みなが抱く問いに答えを見つけていく営みとなり得ると思います。
また仏教は世界的な宗教であり、各国にはさまざまな影響を与えてきました。一方、我が国の文学や絵画あるいは食生活や建築など文化的な事柄、さらには経済や政治などにも大きな影響を与えてきました。よって、仏教を学ぶことを通して我が国のことを学ぶこともできるでしょうし、世界と我が国とを対比的に知ることもできるでしょう。
学ぶ人の関心に応じて、さまざまな意義を見いだすことができる豊かさが、仏教を学ぶ魅力の一面かもしれません。

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