FACULTY

社会学科 社会学専攻の特徴

駒澤大学へ行けば、どんなことを経験し、学べるか。
まずは学科で展開している学びの個性を知ろう。

研究対象は、身の回りのモノ・コトすべて

社会を多角的に解釈し、調査・考察・プレゼンテーション能力を高めていきます。

自分の頭で考え、自分の言葉で表現する力がつく

自ら問いを立て、文献やデータを吟味して結論を導き、適切にアウトプットする力が身につきます。

世界の多様性を理解し、社会学的想像力を養う

社会学では「外」に出て世界を実感することが大切。多様性を理解する想像力を養います。

一人ひとりが主役となれる少人数教育を展開

先生や仲間と信頼関係を構築しやすい環境下で、自らの関心を深める研究に取り組めます。

4年間の流れ

駒澤大学で過ごす充実の4年間。
どのようにステップアップし、自らを成長させて行けるかを紹介します。

1年次

社会学の基礎となる科目について幅広く学び、文献の読み方やまとめ方、発表の仕方を学びます。また、コンピュータスキルや社会調査の方法も身につけます。社会参加実習での実践的な学びも可能です。

2-3年次

社会学の専門分野を学び始め、社会調査やフィールドワークの方法も見につけることで、社会学の理解をさらに深めていきます。後期からはゼミ活動もスタートし、興味や関心に沿った学びに触れるようになります。専門分野を研究する前段階の助走となる期間です。

3年次

専門領域の調査や研究を深めます。演習において、共同調査を実施して報告書を作成したり、社会調査法の高度な内容を修得します。

4年次

卒業論文を主軸に、学びの集大成に取り組みます。演習担当教員のきめ細かな指導のもとに自分の研究を進めます。

DATAで見る学科

学部や学科の個性を数字で見てみましょう。
そこからこの学科にしかない魅力が見つかるかも!

271

文学部 社会学科 社会学専攻の学生数

2021年5月時点の学生総数は271人(1~4年)。男子学生は114人、女子学生は157人で、男女比はおおまかに4:6です。

40

社会調査士資格取得者の人数

社会調査士とは、社会調査協会が認定する資格のこと。社会調査関連の一定の科目を習得した学生は、社会調査士の資格を申請することができます。取得者の割合は50%を越しています。※2021年6月認定者

10

1ゼミあたり学生数

少人数教育が特徴の社会学科社会学専攻。2021年度現在、1学年あたりのゼミの人数は10名程度で、先生の丁寧な指導を受けながら、他の学生との仲間意識を醸成。親密な関係性は、学習効果の向上につながります。

もっとくわしく!社会学科 社会学専攻

さまざまな学びを展開している駒澤大学。
その一例をよりくわしく紹介します。学びの内容から、その先につながる自分の未来を想像してみよう。

きめ細かな指導の少人数教育

1年次~4年次まで少人数の演習(ゼミ)形式の授業(必修)を履修し、友人や先生と親密な関係を構築。2年次後期から所属する専門のゼミでは、仲間との議論や共同作業を経て、丁寧な指導のもとに卒業研究をまとめることができます。

社会を読み解く力を身につける

基礎から高度な内容までカリキュラムが体系的に配置され、社会学の多様な部門を学べるように配慮されています。豊富なカリキュラムを通して、社会の仕組みを満遍なく学べるうえに、各自の関心に沿って問いを立て、勉強を進めていくことができます。

ファーストハンドで時代を掴む

アクティブラーニングの手法に基づくグループディスカッション、コンピュータスキルの習得、フィールドワークといった科目が多数開講されています。これらの科目を自らの意思によって組み立てていくことで、能動的に学びをデザインできます。

社会とつながる社会学科社会学専攻の学び

ニューノーマルな時代になり、さらに大切さを増す“社会とのつながり”。駒澤大学で出会い、関係し、新たに身につけられる社会とつながる学びを探ってみよう。

演習や実習で他者への理解を深める

演習や実習が充実している社会学専攻。『東京レインボープライド』などに代表されるLGBTQの人々を中心に多様性を祝福するイベントに関わり、他者への理解を深めます。なかには、こどもたちが自然に触れて人間の土台となる力を育むNPO主催のプログラムに参加する学生もいます。

個性あふれる卒論

4年間の集大成として卒業研究に取り組むことも駒大の学びのひとつ。
それぞれ興味をもったことを深められるから、個性的なテーマの卒業論文がたくさんあります。その一部を紹介。

テレビ番組「警察24時」が描く犯罪――内容分析から読み解く番組の機能

「警察24時」と呼ばれる、日本各地の警察の仕事に密着するドキュメンタリー番組を対象に分析を行いました。テレビをはじめとしたマスメディアは社会を映す鏡であり、こうした分析により、価値観を再生産する放送の働きが明らかになります。論文では、各局で放送された8つの番組において、取り上げられた事件や事故の特徴、容疑者や市民と警察官のやりとり、描き方を分析しました。さらには、ナレーションの類型化を行って、番組が使用する言語的特徴や構成のパターンを明らかにしました。こうした分析によって、番組が犯罪を反社会的行為と意味づけし、社会規範の強化といった「社会秩序の形成と維持」機能を果たしている点を指摘しました。

地方出身の大学生は、なぜ地元で就職しないのか――地方出身者の「就活」事情

少子高齢化が進む日本の課題のひとつに、地方の活性化があり、現在、多くの地方自治体が、子育て支援の充実や地方移住の促進といった政策に取り組んでいます。しかし、地方で育った若者の多くが地元を離れ、大都市圏に流出するという状況が続いています。なかでも大学生たちが就職する際に地元を離れるケースが多いです。

そこで、大学生へのアンケート調査とインタビュー調査を行い、就活するときどのような条件を重視しているかを分析しました。地元での就職を希望する大学生のなかには、その地域を重視するタイプの他、公務員など特定の業種を志望した結果、地元での就職を目指すタイプも存在することが明らかになりました。

先輩たちのシューカツ

これまでに25万人を超える卒業生を送り出してきた駒澤大学。
先輩たちが、どんな企業や団体で力を発揮しているのか、その一部を紹介します。

株式会社東急ストア、日本マクドナルド株式会社、
株式会社ミリアルリゾートホテルズ、株式会社星野リゾート・マネジメント、
社会保険診療報酬支払基金、日本年金機構、全国酪農業協同組合連合会、
株式会社ソラスト、岩手県庁

※2022年3月31日現在

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