FACULTY

経営学科の特徴

駒澤大学へ行けば、どんなことを経験し、学べるか。
まずは学科で展開している学びの個性を知ろう。

企業経営のための専門分野を学修

企業経営に不可欠な経営学・会計学・経済学などの分野を学ぶことで、多元的な「企業を読む」力を持ち、組織における諸問題を迅速に解決できる人材を育成します。

体系的に学ぶ4つのコース

専門科目では系統的にかつ効果的に学ぶために「企業経営」、「企業会計」、「経済分析」、「金融キャリア」という4 つのコースを設置しています。

他者との協働で培う問題解決能力

ディスカッションやグループワークで、経営の現場で必要となる、問題の本質を見極めて解決できる思考力、判断力、表現力を身に付けます。

4年間の流れ

駒澤大学で過ごす充実の4年間。
どのようにステップアップし、自らを成長させて行けるかを紹介します。

1年次
経営学、会計学、経済学の分野の必修科目の学修を通じて、専門分野への基礎知識を身に付けます。
2年次

各分野の選択必修科目の履修を中心に、企業と経営、そしてそれらの環境について多面的に考える力を養います。

3年次

学生個人の興味関心に応じて、専門選択科目を履修し、実践や応用を視野に専門知識を深化させます。

4年次

卒業論文の作成を通じて、学生個人が発見した問題意識についてじっくり取り組み、自身の考えをまとめていきます。

DATAで見る学科

学部や学科の個性を数字で見てみましょう。
そこからこの学科にしかない魅力が見つかるかも!

1448

経営学部 経営学科の学生数

2023年5月時点の学生総数は1,448人(1〜4年)。男子学生は976人、女子学生は472人で、男女比はおおまかに2:1です。

50年超

経営学部の歴史

経営学部は1969年創立。2019年には、50周年を祝う記念イベントが行われました。「駒澤大学の在学生/卒業生は社会でどのように活躍できるのか」、「日本における野球独立リーグの創設と地方創生」をテーマにした卒業生によるシンポジウムや記念パーティーが開催され、多くの学生や教員、卒業生が参加しました。また、翌年の2020年には「駒澤大学経営学部創立50周年記念誌」が刊行されました。

14

学部公認の学生団体で、多彩なことにチャレンジ

経営学部には学部が公認する学生団体「KOSMOS」があります。1年生を対象にしたゼミ選択の相談会の実施や、経営学部の学生に向けたさまざまなイベントの企画・運営を行っています。また、学生と卒業生の交流にも力を入れており、2020年度にはオンラインにて「若手卒業生の会」を開催しました。

70%

学外フィールドワークを実施するゼミの割合

コカ・コーラボトラーズやサントリー、日産自動車などさまざまな企業の工場見学、東京証券取引所や貨幣博物館などの施設見学、さらには、海外での企業見学など、経営学、会計学、経済学それぞれの分野で学びの一環として、学外フィールドワークを行っています。

もっとくわしく!経営学科

さまざまな学びを展開している駒澤大学。
その一例をよりくわしく紹介します。学びの内容から、その先につながる自分の未来を想像してみよう。

専門科目を通じて企業を多面的にとらえる

経営学・会計学・経済学などの専門領域から、企業をさまざまな観点でとらえ、将来の企業人に求められる知識や物事の見方を幅広く学びます。これらを身につけることによって、自ら課題を発見し迅速に解決できる能力が養われます。

体系的な授業科目とコース制で学ぶ

必修科目や選択必修科目を多く配置し、特定分野に偏ることなく、幅広く学ぶことを重視しています。また、専門科目をより体系的に学ぶことができるように、「企業経営」、「企業会計」、「経済分析」、「金融キャリア」の4つのコースを設けています。

グループワークで問題解決能力を養う

経営の現場では、直面する課題を正しく認識し、解決していく能力が求められます。その能力を養うために、演習(ゼミ)を重視しています。ゼミでは、討論やプレゼンなど他者と協働しながら自分で考える習慣をつけることができ、コミュニケーション能力も向上します。

社会とつながる経営学科の学び

ニューノーマルな時代になり、さらに大切さを増す“社会とのつながり”。駒澤大学で出会い、関係し、新たに身につけられる社会とつながる学びを探ってみよう。

一般企業の本社でサステナブル活動の課題提案

学生が企業の実践に触れる機会となる「産学協同プロジェクト」を実施。駒澤大学の学生食堂にも店舗がある「丸亀製麺」で知られるトリドールホールディングスの本社でのゼミ報告会もそのひとつです。持続可能な社会の実現に向けて、外食産業を牽引していけるようなサステナブル活動の推進を目指す同社は、数ある社会課題の中から重要だと考える課題の特定を行っています。学生は将来世代による第三者意見として、学生ならではの視点からユニークな提案をまとめ、その考えを報告しました。

他大学のゼミとの研究大会を通じて切磋琢磨

日本経営倫理学会が支援するCSR構想インターゼミナール(インゼミ)に参加し、CSRに関する研究発表を行うゼミもあります。インゼミには、お茶の水女子大学や東北大学など全国から7大学7チーム、100名以上の学生が参加しています。参加チームの研究テーマは、「介護とDX」「Society5.0時代のメンタルヘルスケア」など時宜を得たものばかりです。研究を通じた他大学の学生との交流は、学生にとって大きな刺激になっています。

個性あふれる卒論

4年間の集大成として卒業研究に取り組むことも駒大の学びのひとつ。
それぞれ興味をもったことを深められるから、個性的なテーマの卒業論文がたくさんあります。その一部を紹介。

中小製造企業の成長戦略から、家業の未来を精査

実家が溶接金網の工場を経営している学生による研究。溶接金網とはコンクリート製品の骨格となる重要なパーツで、中小製造企業にあたる家業がさらに成長するには、どのような経営戦略を採るべきか、アンゾフの製品市場戦略の理論とケーススタディの考察によって、導き出しています。

とりわけ、市場浸透戦略、製品開発戦略、市場開発戦略、多角化戦略を採用し成功している中小製造企業の事例を分析して、家業の経営分析や業界分析も加えて応用の可能性を検討。新しい技術を獲得する垂直的多角化と、一般消費者にターゲットを広げる集中型多角化を採用するべきと提案しました。将来、研究で深めた知識も携え、4代目として家業を盛り立てていく予定です。

スマホゲームやコロナ禍が、家庭向けゲーム企業へ与える影響を考える

家庭向けゲーム機の市場で高いシェアを誇る任天堂の業績が、スマホゲーム市場が大きくなることでどのような影響を受けているかを、会計数値の分析を用いて研究しました。

過去15年間の業績推移やヒット商品と、売上高や利益との関係を分析し、スマホゲーム市場の拡大が任天堂の経営にプラスの影響を与えている可能性を示しています。また、新型コロナウイルス感染拡大による巣ごもりによる影響についても考察しています。

スポーツを支援することで企業価値は上がるか

近代スポーツが成立した19世紀中頃まで遡って、企業がどのようにスポーツに関わってきたのか、またその動機について論じました。さらに長野オリンピックにスポンサーとして参加した時計メーカーとライバル社の株価や業績の推移を検討し、スポーツ支援を市場は肯定的に評価していないことを示しています。

スポーツと企業の関係を、独自の問題意識と4年間で身につけた分析スキルと文章力によって、興味深い事実を指摘した力作です。

先輩たちのシューカツ

これまでに25万人を超える卒業生を送り出してきた駒澤大学。
先輩たちが、どんな企業や団体で力を発揮しているのか、その一部を紹介します。

積水ハウス株式会社、住友不動産販売株式会社、株式会社ブルボン、
エステー株式会社、ホーチキ株式会社、山九株式会社、みずほ証券株式会社、
第一生命保険株式会社、ユーシーカード株式会社、
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ、株式会社ジェイアール東日本情報システム、
ソフトバンク株式会社、横浜農業協同組合(JA横浜)、
全国農業協同組合連合会(JA全農)、竹田健司税理士事務所、
日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社、有限責任あずさ監査法人、
東京国税局、防衛省 陸上自衛隊、埼玉県庁、中野区役所、
川崎市役所、入間市役所、富山県警察本部
※2022年3月31日現在

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