資格紹介

駒澤大学では、資格のサポートを積極的に行っています。

各資格取得に必要な科目が、学部・学科の選択・必修科目(学科の専門科目)の中にあるので、無理なく学ぶことができます。

社会福祉士

対象:文学部 社会学科 社会福祉学専攻

社会福祉士は、福祉分野のスペシャリストとして、福祉に関する専門的な相談・助言・指導を行うための国家資格です。介護保険の導入などによって、福祉サービスへの需要が急速に増えている現在、相談援助のプロフェッショナルである社会福祉士の必要性は増すばかりです。有望な国家資格の代表と言えるでしょう。文学部社会学科社会福祉学専攻において、厚生労働省・文部科学省の指定する科目単位を修めると、国家試験受験資格が取得できます。

診療放射線技師

対象:医療健康科学部

診療放射線技師とは、病院などの医療機関において、電離放射線を用いた診断および治療が行われる場合に、放射線装置を操作して放射線を人体に照射すること、放射線同位元素を用いる体外測定を行うこと、さらに使用する放射線を管理すること、およびそれらに付随する技術部門の一切を担当する専門職です。この専門職には医師からの放射線診療に関するあらゆる要望に応え得るだけの知識と技術を有することが求められます。医療健康科学部診療放射線技術科学科を卒業した学生は、この国家試験の受験資格が取得できます。また、合格者には別資格であるX線作業主任者への道が開かれています。

教職課程

対象:学部学科別取得可能資格一覧を参照

中学・高校の教員を目指し教育職員免許状を得ようとする学生のために、教職課程が設置されています。各学科の卒業に必要な単位の修得と並行して、教育職員免許法で定められた科目の単位を修め、教育委員会へ申請することによって、中学校1種免許状、高等学校1種免許状が取得できます。教職課程は1年次から始まり、学科ごとに取得できる免許状が異なります。

博物館学講座(学芸員)

学芸員は、博物館・美術館・郷土資料館などで、資料の収集・保管・展示・調査研究等に携わる専門職。この資格を得ようとする学生のために、博物館学講座が開講されています。学内施設である禅文化歴史博物館の設備や、実物資料を用いた授業も行われています。

学校図書館司書教諭講座

対象:学部学科別取得可能資格一覧を参照

学校図書館司書教諭とは、小・中・高の学校図書の管理・運営に従事し、児童・生徒に読書と学校図書の利用を指導・助言する専門職です。資格取得のための講座は2年次から始まります。学校図書館法に定められた専門科目の単位を修得するとともに、中学校・高等学校いずれかの教員免許状を取得しなければなりません。

社会教育主事講座

対象:学部学科別取得可能資格一覧を参照

社会教育主事は、公民館や青少年施設など、各種社会教育施設や団体において青少年教育、婦人教育、成人教育、高齢者教育などの社会教育が行われる際、専門的・技術的な指導や助言を行う専門職です。専門科目は2年次から開講され、3年次には実習を行います。社会教育主事の資格取得には、所定の専門科目の単位修得と1年以上の実務経験が必要です。
修得すべき科目を全て修得した際には、「社会教育士(養成課程)」と称することができます。

社会福祉主事講座

対象:学部学科別取得可能資格一覧を参照

社会福祉主事とは、地方自治体の設置する福祉に関する事務所において、生活保護法、児童福祉法及び母子及び父子並びに寡婦福祉法に定める援護又は育成の指定に関する事務、及び老人福祉法、身体障害者福祉法及び知的障害者福祉法に定める援護、育成又は更生の措置に関する事務を行うことを職務とする専門職です。この資格は、所定の専門科目を修め、公務員の福祉関係の職場に就くことではじめて効力を持つことになります。社会福祉施設職員等の資格に準用されています。

測量士補

対象:文学部 地理学科

地理学科の学生が必要とされる専門科目を修めると、卒業後、国家試験を受けずに国土地理院に資格申請することで、測量士補の資格を取得することができます。測量に関する実務経験を2年以上積むことで、測量士の資格が取得できます。

社会調査士

対象:文学部 社会学科 社会学専攻

社会調査士とは、社会調査の知識や技術を用いて、世論や市場動向、社会事象等をとらえる能力を有する「調査の専門家」のことです。2004年4月からスタートした制度で、その認定は、日本社会学会をはじめとする、複数の全国学会が設立した社会調査協会が行います。社会学専攻の学生で、社会調査関連の一定の科目を修得した者は、社会調査士の資格を申請することができます。この資格は、企画・調査・広報・マーケティング・マスコミなど、多くの仕事への活用が可能です。

精神保健福祉士

対象:文学部 社会学科 社会福祉学専攻

精神保健福祉士は、精神医療・保健分野のスペシャリストとして、福祉に関する専門的な見地から相談・助言・指導を行うための国家資格です。今や精神疾患は5大疾患の一つ。うつ病や自殺の問題など国民の心の問題がクローズアップされるなか、医療機関や地域の社会復帰施設また行政の職員として、その活躍の場が拡がっています。文学部社会学科社会福祉学専攻において、厚生労働省・文部科学省の指定する科目単位を修めると、国家試験受験資格が取得できます。

GIS学術士(日本地理学会)

対象:文学部 地理学科

コンピュータを利用した、地図の作成と分析を専門とする資格です。地理学科が指定する専門科目を修め、GISを用いた卒業論文を執筆することにより、日本地理学会にGIS学術士資格取得申請をすることができます。

地域調査士(日本地理学会)

対象:文学部 地理学科

地域調査士は地理学的手法に基づく地域調査の専門技能を有する、「地域調査のプロ」です。この資格を取得することで、マーケティングやまちづくりの分野での活躍が期待されます。

児童指導員

対象:文学部 社会学科、心理学科

児童指導員とは、児童福祉施設で生活する18歳以下の子どもを支援する「任用資格」保持者のことです。施設でしつけ、学習支援、精神的なケアなどを行います。社会学科、心理学科の全課程修了によって任用資格を満たし、採用試験を受けることができます。

公認心理師

対象:文学部 心理学科

公認心理師は2018年度から認定試験が始まった心理職の国家資格です。保健医療・福祉・教育・司法・産業労働の分野において、心理学などに関する専門的知識及び技術をもって、心理に関する支援を要する者の心理状態の観察・分析、その心理に関する相談及び助言、指導その他の援助を行います。あるいはその関係者に対しても相談及び助言、指導その他の援助も行います。さらに心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供も業務の一つとなっています。

認定心理士(日本心理学会)

対象:文学部 心理学科

認定心理士とは、大学における心理学関係の学科名が学際性を帯びてきて、必ずしも「心理学」という直接的名称が使われていない場合が多いことから、「心理学の専門家として仕事をするために必要な、最小限の標準的基礎学力と技能を修得している」と日本心理学会が認定した人のことです。職業に直結する資格ではありませんが、人とかかわる仕事やボランティア活動などで心理学の基礎知識・技能を生かしたい人や、将来、心理学の専門職を目指す人はぜひ取得するべき資格です。

認定心理士(心理調査)(日本心理学会)

対象:文学部 心理学科

「心理調査に関連する専門科目を履修した認定心理士」であると日本心理学会が認定する資格です。認定心理士の上位資格であり、認定心理士の資格と同時に取得することが可能です。この資格は、自身の力で問題の発見、目的の設定、調査・実験の計画、結果の分析と考察ができる能力を有する人物であることを認定する資格です。認定心理士と同様に、職業に直結する資格ではありませんが、心理調査を活用し、社会において個人的・社会的問題を解決できるということは証明されますので、そのことを生かした仕事はできると思われます。

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